道路ができるまで

国や自治体が整備する公共建造物は、計画から始まり、調査・測量・設計・補償・施工と、多くの人たちの力を合わせて作られています。

建設の過程でコンテック東日本がどのような役割をしているか、道路ができるまでのロードマップを示します。

コンテック東日本が関わる仕事は
「測量」「地質調査」「設計」「補償」です。

01

計画

02

測量
予備設計

03

地質調査
道路設計

04

設計

05

補償

06

建設工事

07

完成

01

計画

国や県の担当省庁や担当部署が、道路建設の計画を立てます。このあと、測量~補償業務、建設工事などそれぞれの仕事を担当する会社を選びます。

02

測量

図上で計画されたルートに沿って現地の詳細な地形図、路線の高低差を計測し、縦断図・横断図等の図面を作成します。
そして次の工程である設計の資料とします。

03

地質調査

道路を計画している土地の地盤が軟弱な場合、地盤改良も必要になります。川を横断するための橋を架ける場合や、重量のあるコンクリート構造物などを作るとき、その地盤の特性を知るために地質調査を行います。

04

設計

国が作る道路、県市町村が作る道路、それぞれに定められた基準に基づいて、設計作業を行います。

05

補償

道路工事に必要な土地を取得するための用地測量、家屋・立ち木の補償をするための建物・立竹木調査など土地所有者の持つ様々な権利を調査します。

06

道路建設工事

道路作りに必要な土地を取得できたら、発注者は施工業者を入札で決定します。設計会社が実施設計で作成した詳細な図面をもとに、建設会社が新しい道路をつくります。

07

完成・道路使用開始

新しい道路の完成です。
計画・設計・施工に関わる全員が、よりよい道路環境をつくるためにそれぞれの立場で役割を果たして、道路はつくられています。

事業内容

測量業務

設計に伴う測量及び調査

基準点測量

水準測量

地形測量

用地測量

深浅測量

工事測量

GNSS測量

UAV測量

地上型3Dスキャナー測量

地質調査業務

設計に伴う調査

土質調査

地質調査

地盤解析

補償業務

工事に伴う補償業務

用地測量

物件調査

設計業務

各種建造物の設計

道路設計

橋梁設計

河川構造物設計

農業土木設計

工事施工管理

IT技術

ドローン測量

ドローン測量は、高精度な空中写真撮影とデータ収集を行う技術です。最新のドローン技術を活用し、短時間で広範囲の地形データを取得可能です。

これにより、従来の地上測量に比べて効率的かつ安全にデータを収集でき、コスト削減や作業時間の短縮が図れます。また、3Dモデリングや地形解析により、精度の高い地図作成や計画策定が可能です。

CAD

CADは、建設に関わるあらゆる場面で必要とされています。測量図面の作成から始まり、設計業務における計画、構造物設計、工事施工図など、すべての工程がCADを用いて効率的に行われます。

さらに、3DCADの利用により、構造物やインフラの立体的なモデルを作成することが可能です。また、3Dモデルを使ったシミュレーションにより、建設プロジェクトの最適化とリスク管理が実現します。

補修

当社は、測量・調査・設計を行って図面および資料作成まで担当し、実際の施工は建設会社など施工担当業者が行います。

施設改修

施工前

測量

設計

橋梁架替

施工前

施工後

災害復旧

施工前

施工後

護岸改修

施工前

施工後

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